こんばんは。
テレビをリアルタイムで見ることはほとんどありません。
大抵ハードディスクに録画して見ます。日本のドラマはほぼ見ません。見ようとは思うのですが、1回見たらもういいやとなります。
好きなのはバラエティ番組。
その中でも一番好きななのは、木曜7時からのプレバトです。
2012年に始まった番組のようですが、かなり初期の頃から見ている気がします。昔はリズムとかありましたよね。特に好きなのは俳句のコーナーです。あと、水彩画、最近始まった消しゴムはんこなどが好きです。
周りに何故かこの番組を見ている人が少なくて、あの俳句良かったよねーと言い合えないのが寂しいです😔
子供がいる頃は、よくこの番組を見ながら「あの助詞がちょっと違うよね」とか、「こっちの助詞の方がもっとよくない?」とか言い合っていました。こんな、話しができるのが我が子だけだったのでそういう意味でとても淋しいです。
俳句のコーナーは大の大人が一生懸命に勉強して、昇格降格で一喜一憂している姿が微笑ましいし、見ていていくつになっても人って褒められると嬉しいんだなぁと改めて思います。芸能人の素の姿が見える気がします。
失礼だけど決して頭のよくなさそうな人がステキな俳句を詠んだり、高学歴の人でも全然ダメだったりそんなところも楽しいですね。
今日の、放送で東国原英夫さんが、梅沢さんのは全く記憶に残らないっていう感じのことを言ったと思いますが、確かにそうだなと思いました。最初はおーと思うし、センスもあるし、すごくうまいなーとその時は思うんですが、後で記憶に残らないっていうか。
しばらく経って思い出せない句なんです。どうしてだろう。
今までは1番忘れられないのは、フルーツポンチの村上の作った
テーブルに 君の丸みの マスクかな
でした。もう、衝撃でした。なんだこの句はーって。テーブルとマスクだけでどうしてこんなに句が作れるの?
情景が目に浮かぶ。
彼女出て行ったんだろうなあって。
最後の逢瀬だったのかなとか。
キスマイの横尾名人の句ですが、これもすごいなと思いました。普天間と言う一言だけでいろんな情報を伝えられるんだなと。
野良犬の 吠える沼尻 花筏
東国原さんの俳句はいつも、陽の当たらない部分にスポットを当てる感じで好きですね。不穏な感じ。桜をが妖しい🌸ものとして捉える感じとか。
自分は全く俳句の才能がないので、どんな句もすごいなぁと思いながら見ています。情景を切り取ったりしたいけど、無理だなあ。
でも、ホントに1番好きなのは
夏草や 兵どもが 夢の跡
平泉でこの句の碑を見たとき、本当に17音でここまで人の気持ちを揺り動かすことができるんだと愕然としました。
勉強すれば少しはできるかなと思うこの頃です。