子供のところへ行った時に読むため、何冊か本を持って行きましたがほとんど読むことなく帰宅しました。
帰ってやっと読み終えた本
散華ー紫式部の生涯
紫式部が源氏物語を執筆したと言われた石山寺に行くつもりだったので、この本を持って行きました。
結局石山寺にも行ってないし、本も読み終えることなく・・帰ってやっと完読、結局、石山寺のこと本には何も出てきませんでした。
上下巻で長いので所々飛ばしながら(笑)読みました。
藤原道長が栄華を極めていく過程を、紫式部(小市)の人生と絡めて描いています。
多分フィクションだとは思いますが、清少納言と会っていたり、昔からの友人が後の和泉式部だったりで面白い。
どなたかが書いてましたが、少々怪しいと思われる人も天皇にしたお陰でこうして125代(だっけ?)も天皇制は維持出来たんだなと。この頃は近親結婚ばかりで、色々あっただろうなあと推察いたします。
定子(ていし)が私は興味深い。
とにかく、一条天皇の妃になった定子が夫婦仲も良好で男の子を産んだにも関わらず、実家の勢力が失われたせいでドンドン辛い立場になるところが面白い。彼女は25歳で亡くなってしまうのですが、結局定子の生んだ子供達はどうなったんだろうと思わずWikiで調べてしまいました。
和泉式部の人生も面白かった。
思わず、和泉式部日記(漫画)も図書館で借りてきました。
この辺り大変ドラマティックで大河にいいと思うんだけどなあ。どうして平安とか奈良とかは大河にならないんだろう。
あと、関西でロザンを散々見てきたので図書館でこれも借りてきた。
こっちは1時間で読めたわ(笑)
まあ楽しい話なんだけど、何回も何回も落ちたオーディションにやっと受かったら吉本の人が「えっ京大と府大なの?」とビックリしてそっからトントン拍子だった(とは言ってないけど)というくだりは、結局菅ちゃんの『京大は売りになる』という予想がドンピシャだったということねえと思ったり。
あと、就活時期になっても就職活動をしない宇治原さんにお母さんが書いた手紙がわかるわ〜って最近何でも親目線。
ハッキリとは覚えてないけど、
「就職情報誌(だっけ?)を少しだけ残しているのは、そうすれば親が安心すると思ってるのですか?・・」みたいな感じだった。
あなたの考えてることなんてお見通しですよ!ってことだと思うけど。
確か宇治原さんのお父さんていいとこの副社長さんかなんかで、お姉さんは大阪市役所とかじゃなかったかな?お堅い家庭だったんだろうなと想像しますが、今こうしてテレビで(特に大阪では)大活躍している息子を見てどう思ってるんだろうなと気になりました。
ゴールデンウイーク頑張ってあと何冊か読むぞ!